投稿日:2020/09/22 更新日:2021/04/22
「読売新聞に掲載された[マスクで肌荒れ 対策は顔そり]という記事をみたけど、本当なの?どのように良いのかを教えてほしい。」
今回はこの話題についてプロが考えてみます。
✔ 記事の信頼性
本記事を書いているのは、兵庫県にある「メンズヘア&お顔そりサロン ヘアポートアクシス」です。
メンズヘアカットだけでなく女性のお顔そりやミニエステ、メンズエステ、薄毛(AGA)の予防改善などで好評を頂いています。
今年(2020年現在)で26年目になる「お顔そりサロン」のプロの理容師がお答えしています。
もくじ
▶ 読売新聞掲載 マスクで肌荒れ 対策は「顔そり」
- 読売新聞が「お顔そり」を紹介
- 掲載記事内容 まとめ
▶ 【プロが考える】「お顔そり」が肌荒れ対策になる理由
- 古く厚くなった角質層が取れる
- やりすぎは逆効果
- お顔そりですべてが解決?ほかにも原因が?
▶ まとめ
【プロが考える】マスクで肌荒れ 対策は「顔そり」 読売新聞(2020年9月12日掲載) について
✔ 読売新聞掲載 マスクで肌荒れ 対策は「顔そり」
- 読売新聞が「お顔そり」を紹介
- 掲載記事内容 まとめ
1.読売新聞が「お顔そり」を紹介
2020年9月12日の読売新聞の「くらし■家庭」のページで「お顔そり」が紹介されていました。
お客様からそのことを教えていただき、記事まで頂戴して内容を知りました。
『今年は新型コロナウィルス対策でマスクをつける必要がある。ただ、暑い中でマスクをつけると肌が荒れ、ニキビなどが悪化することも。専門家は「顔全体を丁寧にカミソリでそって肌の手入れをしてほしい」と話す。』
というような内容でした。もう少し詳しく内容をまとめてみましたので紹介します。
2.掲載記事内容 まとめ
読売新聞では、
《「肌がスベスベになって、化粧のノリもいい。ヨガなどの運動をやった後のようなすがすがしさがある」東京都の会社員女性は雑誌で美容に効果があるという記事を見たのをきっかけに、2年前からお顔そりを始めた。現在は週に1回、頬や鼻の周囲、おでこなどを丁寧にそっているそうで、マスクをつけていても肌のトラブルもなく、効果を実感しているそう。》
《横浜市の会社員男性は、以前から髭をそる習慣があったが、在宅勤務が増えて時間ができた今春から毎朝やるようになった。同年代に比べて肌つやが良いことが自慢。》
《理髪店「髪や五反田本店」(東京都)ではお顔そりを目的に美容院から同店に変える10~20代男性が増えている。5年前から始めた女性用のお顔そりも利用客が急増している。店長は「マスクで肌荒れし、口の周囲が赤くなったお客さんが目立ちます。定期的にお顔そりをすれば肌がキレイになることが期待できます」と話す。》
《赤須医院(東京都)の皮膚科専門医、赤須玲子さんによると、今夏は昨年同時期に比べて、肌トラブルの患者が2~3倍に増えた。》
《原因の多くはマスクで、肌への摩擦や汗、冷房にさらされることによる乾燥などの刺激を受けると、肌を守ろうとして顔の表皮の角質層が厚くなる。マスクをつけると保湿効果があると思われがちだが、表皮についた水分がマスクを外した際に急激に蒸発するので逆に乾燥しやすい。》
《角質層が厚くなると、ニキビの原因となるアクネ菌や炎症を引き起こすマラセチア菌などが、たんぱく質でもある角質を栄養にして増え、かゆみやニキビなどの肌トラブルにつながる。角質層を厚いまま放置しておくと、古くなった角質が蓄積されて、イボやシミなどの脂漏性角化症になることも。》
という内容でした。
それではなぜ「お顔そり」をすることで肌荒れ対策になるのかをを考えていきます。
✔ 【プロが考える】「お顔そり」が肌荒れ対策になる理由
- 古く厚くなった角質層が取れる
- やりすぎは逆効果
- お顔そりですべてが解決?ほかにも原因が?
1.古く厚くなった角質が取れる
読売新聞では厚くなった角質が肌荒れの原因の一つとしてあげられていました。
では角質をとれば問題解決!といきたいところですが、古く厚くなった角質は洗顔ではなかなかとれません。
どうすればよいのか?
そこでお顔そりの出番です。
お顔そりは古く厚くなった角質やクレンジングで取りきれなかった汚れなどを除去してくれるので、お肌のピーリング効果があります。
毛穴の汚れも取れることが期待できるので、「お顔そり」をすることはお肌ケアになります。
その他でマスクをして肌荒れする原因として雑菌が考えられます。
「お顔そり」をすることでお肌の雑菌が取り除けるという理由でニキビケアになると推奨されている美容皮膚科医もいらっしゃいます。
雑菌を毛穴に導いているのは毛です。また、毛はホコリも付きやすく肌を汚れさせます。
お顔そりはうぶ毛もキレイに取り除くことができるので、マスクの中で雑菌を増やす原因も減らすことができるでしょう。
お顔そりはお手軽なので定期的に続けやすいことが魅力です。
定期的な「お顔そり」でお肌を清潔に保つことで、肌荒れ対策になると考えてよいでしょう。
『 >>【プロが答える】女性の「お顔そり」のメリット・デメリット』
上記の記事を参考にしていただくと、より「お顔そり」の効果が分かりやすくなると思います。
2.やりすぎは逆効果
お顔そりが肌荒れ対策になるのはよくわかった! お肌に良いなら毎日でもやりたい!
そう思う方がいらっしゃるかもしれませんがそれはかえって逆効果です。
お顔そりは1週間に一度行えば十分です。
やりすぎはお肌に刺激を与えることとなって逆効果になります。
それと、角質をとればいいんだ!と、ガリガリ削るようにそることは絶対にやめてください!
女性のお肌は大変傷つきやすく、強い刺激をくり返すことで、身体は刺激から守ろうとしてかえって皮膚を厚くしゴワゴワのお肌になってしまいます。
優しく丁寧にお顔そりをすることがお肌をキレイに導くコツです。
3.お顔そりですべてが解決?ほかにも原因が?
ここまではお顔そりが肌荒れ対策になる理由を紹介してきましたが、「お顔そり」がマスクで肌荒れするすべてを解決してくれるものなのでしょうか?
毎日、女性のお客様のお肌をケアさせていただいているプロとして考えてみてもそれはありえません。
「お顔そり」はその他のケアとあわせていくことでその効果を最大限に発揮してくれます。
「お顔そり」をすることで肌荒れの原因を減らし、化粧水などのケアでキレイなお肌を守っていく。
毎日続けていくことで、お肌がキレイにつるつるになっていく。
お肌を触ることがうれしくなって、さらにケアが続いていく。
ここまでくると肌荒れに悩まされることはないでしょう。
ですが、お肌はキレイに清潔に保たれていても、マスクによる肌荒れの原因がまだ考えられます。
それは、マスク自体が汚れているかも?ということです。
本来なら使い捨てのマスクでも1日に何度か交換することが理想ですが、このコロナ渦ではマスクは貴重な資源。そう何度も交換するわけにはいきません。
そこで、除菌スプレーなどを利用した定期的なマスクの消毒をおすすめします。体に害のないものを選んでいただいて使用してください。
せっかくお顔そりをして清潔なお肌になっても、汚れたマスクをつけたままでは肌荒れになってしまうかもしれませんからね。
【プロが考える】マスクで肌荒れ 対策は「顔そり」 読売新聞(2020年9月12日掲載) について
✔ まとめ
今回は、お顔そりがマスクでの肌荒れ対策になるのかについて考えてみました。
内容をまとめると以下です。
✔ 読売新聞掲載 マスクで肌荒れ 対策は「顔そり」
- 今年は新型コロナウイルスのためマスクをつける必要があり、それにともない昨年同時期より肌トラブルの患者が約2~3倍になっている。
- お顔そりをすることでお肌の調子が良いという実感がある人が増えている。
- マスクをつけることで増える原因がもとで、角質がお肌を守ろうとして厚くなる
- 厚くなった角質を栄養源としてアクネ菌やマラセチア菌などが増え、ニキビやかゆみ、炎症を引き起こし肌トラブルとなる
✔ 【プロが考える】「お顔そり」が肌荒れ対策になる理由
- お顔そりは古く厚くなった角質を取り除いてくれる。うぶ毛もなくなるため雑菌が留まるところが少なくなり清潔なお肌が保たれる。
- やりすぎは逆効果。週1回を目安に丁寧におこなうことがコツ。
- お顔そりですべてが解決することはない。その他のケアと併用することで最大の効果を発揮する。
- マスクを清潔に保つことも忘れない。
最近、「お顔そり」に関するニュースやお問い合わせが多く、私たちもますます「お顔そり」のメリットに魅力を感じる毎日です。
「お顔そり」を使って女性がどんどんキレイになっていく「お顔そりエステ」をもっと皆さんに知ってもらいたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ヘアーポート アクシスは女性の「お顔そり」で口コミが広がっている【メンズヘア&お顔そりサロン】です。
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